「ピザって10回言って!」って伝えたのに、「やだよ」って言われたら、テンション下がるっしょ!それと一緒だって!
ベルリンに住んで1年が経過しました。日本にはないけど海外にある文化の1つがチップ文化ですね。
チップを渡さないとムッとされるとか、ホテルだと荷物も運んでくれないとか、チップについて色々と噂話を聞いたことがある人も多いでしょう。海外でもそれぞれの国でチップの文化は異なるみたいです。今回はベルリンを中心としたドイツのチップ事情について解説していきましょう!
ちなみにですね。先に答えを書いておくと、
ドイツのチップは5〜10%!
そもそもチップはサービスに対する心付けなので、嫌なサービスだった場合はそもそもチップを払わないという選択肢もありますよ!
ドイツのチップは5〜10%くらい
基本住んでいるのはベルリンですが、ベルリン合わせて4つの都市にドイツでは行ったことがあります。すべて事情は同じでした。
ドイツのチップは5〜10%!なのです。
ちなみにドイツでも利用されているタクシーの配車サービスアプリ「myTaxi」では、最終的にクレジットカードで支払う際にチップ額を自分で選択できるのですが、「10%」「15%」「20%」の中から、チップを選択することができます。
レストランなど飲食店、タクシーでのチップの渡し方
レストランなど飲食店、またタクシーでもチップの渡し方は一緒なので、あわせて解説します!
ドイツのレストランでは、基本テーブル会計です。
Zahlen, bitte!(ドイツ語で「お会計お願いします!」)や、Check, please(英語で「お会計お願いします!」)と伝えると、テーブルに店員さんが来てくれて合計金額を教えてくれます。タクシーでも一緒ですね。到着地につくと、メーターで最終合計がわかります。
私がよく使うチップの払い方は以下の2パターンです!
パターン1.チップ含めてジャストで支払える場合
例えば合計金額が18ユーロだったので、チップを2ユーロとして、あわせて20ユーロ支払いたい場合だとします。普通に20ユーロ支払って、2ユーロお釣りでもらったら、それをThank you!とかdanke!とか言いながら渡してもいいですが、
「Keep the change.」
と英語ですが「おつりは結構です」と伝えながら、20ユーロを渡せば大丈夫です。
パターン2.大きいお金しか持っていない場合
また同じように、合計金額が18ユーロだったので、チップを2ユーロ渡したいけれど、50ユーロ札しか持っていない場合。おつりは結構ですと伝えるとやばいことになりますね。32ユーロチップになっちゃいますからね、どんだけすごいサービスを受けたんだって話になります。
そういうときは、
「Give me 30€ back, please.」
と「30ユーロ返して」と伝えれば、チップ含めて20ユーロ支払いますという意味を伝えることができます。
キオスクやカフェでのチップの渡し方
キオスクやカフェならもっと簡単!チップを入れるコップや缶、貯金箱のようなものがレジ横に大体置かれています。
こんな風なやつですね。これは私が髪を切った理容室兼カフェのチップ入れ用カップです。
このチップ入れにチップを入れればOK。
例えばカフェだと飲み物を用意している最中だと、チップを入れたことが伝わらないパターンがあります。チップ入れたのが伝わらないと悲しいので、私はおつりを渡してくれるときなど、店員さんに伝わるように「ありがと!」的にチップを入れるようにしています。
1回間大衆的なトルコの定食屋さんみたいなところで、16ユーロのお会計だったのですが違えてしまって7ユーロ(50%近く!)くらいのチップを渡してしまい、菩薩のような笑顔でまさかのドアまでお見送りがありました(笑)