ロマン先生、こんにちは。
ドイツ人とドイツで結婚を控えている日本人です。
私の質問は、「結婚式での通訳者同行の法的強制力の有無」についてです。
先日、戸籍役場で婚姻申請書類が無事に受理され、その数日後にパートナーと一緒にベルリン市某区の戸籍役場を訪れました。
その際、担当者から「彼女(つまり、私)はドイツ語を理解していないですよね?結婚式当日、独日通訳者をつけますか」と聞かれました。私のパートナーは、「彼女はドイツ語を話せますが、今日の私たちの会話は話すスピードが早いし、使っている言葉も専門用語が多いので、黙っているだけです」と取り繕ったものの、訝しげな顔をされました。
ただ、それ以上通訳について言及はなく(通訳を用意するように言われませんでした)、私のドイツ語のレベルチェックもありませんでした。私のドイツ語は、Goethe-Zertifikat A2に合格したばかりで今B1を勉強しているレベルです。
自分たちで調べてみたところ、「婚姻申請書類が受理された後のアポ(Termin)と結婚式当日の2回、同じ通訳者に同行してもらう必要があった」と述べている、ドイツで結婚した外国人をWeb上でみつけました。しかし、私たちの場合は、先日のアポ前に通訳の同行を求められませんでした。
戸籍役場の担当者が言う「通訳者」とはドイツ政府公認の法廷通訳者を指しているのでしょうが、通訳費用はお安いものではないので、このまま通訳同行なしで当日結婚式に行こうかと考えています(私は英語が話せます。また、参加予定の親族にドイツ語・英語両方話せる人が数名います)。一方で、私が結婚式当日に通訳を同行させなかったために、結婚できなかったらと思うと不安です。日本から取り寄せた書類の有効期限ぎりぎりに結婚式なので、結婚式の失敗は避けたいです。
なお、当局が通訳者同行を求める理由については、外国人の私が不利な結婚を強いられないためであるという旨で理解しております。
「結婚式での通訳者同行」には法的強制力があり婚姻の有効性に影響を与えうるものなのか、それとも、あくまで「おすすめ」であり、最終的な判断は私たち二人に委ねられているのかを教えてください。
よろしくお願いいたします。