※写真はお店の店長である上の彼に許可をとりました。
困ったことに伸びてほしくないのに、髪はどんどん伸びます。
ベルリンに住んで早9ヶ月ですが、過去一度だけベルリンの床屋さんで髪を切りました。その時は時間にしてものの5分くらいでカットが完了しました。韋駄天です。その時の様子がこちら。
切ったときはある程度満足だったのですが、いや待てと。これ一番はやく終わる髪型で終わられただけじゃないかとフツフツと感じてきました。韋駄天過ぎたのです。
そしてありました、めっちゃ良さそうなところが。外から見てもダンディさがにじみ出ている「Salon Goldene Finger」なるお店が。
店長らしきアラブ人のダンディなおじさんに髪をカットしてもらいました!
丁寧さが全然違う…!「おすすめの髪型で!」でもめちゃちゃ似合う髪型にカットしてれた!
しかしもう最近髪が長くてちょっとめんどくさくなってきましたし、もうめちゃくちゃ「もさい」んですよ。モッサモサなんですよ。見てください。あまりにもさすぎて写真も白黒になっています。いやもさいなー!もさい!
前々からこの理容室があることには気づいていました。でも漂うダンディズムから「まだ早い。私にはまだ早い」と感じていました。あともう少しジローラモに近づいたら…そう考える毎日です。でもあまりのもささにもう我慢がができません。「まだ早い」と言っていてもそんなに早くダンディズムは身につきませんので、意を決して入店しました。
ここで店長でもあるアラブ人の男性に、どうやってカットしてほしいのか聞かれます。ひとまず私は以下の画面を見せます。
この画面を見た店長は、「何かイメージの写真はあるかい?」と聞きます。いやいいんです。前のお店は「OKと」だけ言って速攻でバリカンでしたからね。普通はこう色々細部を聞くものです。ありがとう店長!
店長と相談した結果、「この髪型が似合うよ!」ということで、以下の写真の髪型をベースにしよう!と決定しました。
まずは最初に(いや後にやってよとは思いましたが)シャンプーをしてから、カットが始まります。次にサイドと裏にバリカンを入れてくれます。大体10分くらいですかね。なぜかここで唐突に休憩が入りました。「コーヒーと水どっちがいい?」と言われ、「コーヒー」というと「ブラックでいい?」と聞かれます。
下の写真はコーヒー飲みながら「え?この横と裏のバリカンで終了?上の髪とか切ってほしいんだけど」と、内心心配な様子です。大丈夫でした。続きが無事ありました。
カット中もアラブ人の店長はよく話をしてくれます。最初に「中国人?」と聞かれたので、「いんや日本人だよ」と言ってから、彼は終始めっちゃ笑顔になりまして、下のようなことをずっと語ってくれました。
- 日本人のお客さんは2人目だよ!日本はいい国だよね!
- ベルリンはいろんな国の人がいる。君は日本人。私はアラブ人。でも日本人は少ないよね
- 私は日本車のレクサスに乗っているんだ!最高の車だよな!!
- (小声でこっそり)メルセデス・ベンツなんて全然だめだよ。高いのに問題ばかりだ。トヨタは最高さ!
- アラブ人は日本のものが大好きなんだよ!ガッハッハ!
とりあえず日本人というだけで大分気に入られました。めっちゃ良い人でカット中も楽しかったです。無事カットが終了して2人で写真を取りました!!
いい感じにカットできました。ビフォアアフターを見てください。アフターのこの凛々しい姿を。もう髪型含めてほぼトルコ人ですよね。中東感がよりマシマシになったような気がします。本当にありがとうございます。
あまりのトルコ感と髪型が似合っているという嬉しさに小踊りしました。左下のユニクロの紙袋片付けてからやったら良かったなって思いました。私のあらゆる角度とポーズをお楽しみください。
費用はカットとシャンプーとひげのトリミングで40ユーロ(大体4,800円)
費用は最初のシャンプー。そしてカットとひげをトリミングしてもらって、さらに途中のコーヒー代も?で40ユーロ(大体4,800円)でした。
理容室にしてはちょっと高めですが、1つずつ丁寧にやってくれて満足度はめっちゃ高かったです!
Salon Goldene Fingerなかなかにおすすめです!