私なんて子供の頃階段から転げ落ちて吐血して救急車に乗る。ガラスの上を裸足で歩いて緊急で縫う。自転車で転倒して頭を切って緊急で縫う。など日本での緊急治療は複数回あり。
そしてベルリンでも移住半年で、指を切って速攻で緊急治療経験してきましたよ!
怪我の多い人生を送ってきました。
マジで怪我多いし、手術とかもちょいちょいしてるんです。で、ベルリンに移住してからも怪我をよくしています。
そこで得た知見として、今回はベルリンで緊急治療をしてくれる2つの病院をご紹介します。もちろん安全第一で怪我や病気をしないのが一番ですが、それでも病気や怪我をしてしまう時はどうしてもありますね。そんな時は焦らずに、このページにある2つの病院にアクセスしてみてください。
ベルリンで夜間でも緊急治療してくれる病院2ヶ所
ベルリンで夜間でも緊急で治療してくれる病院は、以下の2ヶ所です。夜間など明らかにヤバい症状のときは参考にしてください。
- シャリテ病院
- フランツィスクス病院
では私に起きた事象と体験を踏まえて、この2つの病院をご紹介します。
シャリテ病院
引用:シャリテ公式
※ちょっと痛い話があるよ!注意ね!
夕食にパスタを作っていたんですね。で、パスタとチーズを合わせようと、チーズカッターでチーズをカットしようとしたんですけどね。勢い余って私の左の薬指の先端2mmくらいもカットしちゃったんですよね…
結構な血が出て焦ったわけです。そしてこの時はベルリンの病院も行ったことないですし、何より夕食作ってる時間なんで、普通の病院は営業時間外なのです。で、近くの緊急病院っぽいところに電話してみたら、「あーそれはシャリテ病院に行った方がいいよ」って教えてくれました。
シャリテは日本のWikipediaにページがあるくらい有名な病院です。1710年からある大学病院ってやばくないですか?
タクシーでシャリテ病院に行くんですが、シャリテ病院は敷地が広すぎて、緊急病院の受付場所がわからなくて守衛さんに確認しつつ、緊急受付の場所に向かいます。
保険証とパスポートを受付で確認してもらい、傷口の手当と感染症の予防注射を打ってもらいました。後々に請求書が届いたので、お金を払って終了です。診察料は無保険で92ユーロほどでした。日本円で大体11,000程度です。Care Conceptという保険に加入していたのですが、全額保険が適用されて後々帰ってきました。
全額返ってくるからといって、チーズカッターの取り扱いには十分にご注意ください。
フランツィスクス病院
引用:フランツィスクス病院公式
フランツィスクス病院には私ではなく、同居人が数日間息苦しそうに咳き込むので、そろそろ一回見てもらった方がいいねとと受診した病院です。夜20時くらいにひどく咳き込んでいて、息苦しそうでした。シャリテに行こうかと思ったのですが、他に良い緊急病院はないかと探しました。
Webで調査してみると、フランツィスクス病院にはドイツ人の先生ですが、日本で医師をしていた先生がいて日本語がペラペラだと書いてあります。フランツィスクス病院に電話してみると、その先生はその日いなかったのですが、症状を伝えたところ「緊急で来て大丈夫だよ」と確認がとれたので、フランツィスクス病院に向かいました。
電話では「パスポート」と「150ユーロ」を持ってきてと言われました。フランツィスクス病院では、緊急治療時は治療内容とは関係なく、150ユーロを払うシステムでした。ちなみにクレジットカード払いも可能です。日本と近いシステムですね。日本でも緊急治療時には一律5,000円で、あとあと保険適用分を差し引いた金額を返金してもらった記憶があります。
レシートがもらえるので、基本保険会社に後々請求は可能だと思います。
フランツィスクス病院では先生による問診とネブライザーを受け、薬を処方してもらい帰宅しました。
- 店名:フランツィスクス病院
- 住所:Budapester Str. 15-19, 10787 Berlin
- 電話番号:030-26380
ヤバいときは緊急でも絶対病院に行った方がいいですよ
緊急で病院に行く前に、ヤバいと思ったら早めに病院行った方が絶対いいです。そして夜間にこりゃヤバい!って時は、絶対に緊急病院に行きましょう。ちょっと我慢すれば大丈夫とか自分で勝手に判断せずに、医者に判断してもらいましょう。
ベルリンに住んでいる方は、上記2つの病院をGoogleマップで登録しておくだけでも、結構安心感あります。ほんと指切っちゃったときとか、どこに行けばいいのかわからないので、すごい不安でしたからね。
あと夜間で体調がやばいときに中々電車でいくのはむずかしいので、基本タクシー移動になります。タクシーをベルリンで利用するなら「Free Now」というアプリがおすすめですので、インストールしておくといいでしょう。自分の位置と目的地を登録すれば、タクシーが来てくれます。
▼Free Now
・Google Play
シャリテの治療後は、近くの大通りまで結構遠かったですし大通りでもタクシーを捕まえるまでに5分ほどかかりました。フランツィスクス病院の時はアプリを使ったので、行きも帰りもすんなり移動できました。
なお出血がひどすぎるや、意識がないなど、自力や友人の助けで病院に行けない場合は、救急車を呼びましょう。以下が電話番号になります。
緊急通報用電話:112
高熱など命に別状がない場合の緊急通報用番号:116117
↑こっちの番号はまだあまり浸透してないらしいです。でも利用者が少ない分、112より早く対応されるとか
ベルリンでは、よくめちゃくちゃうるさい救急車が街を走っています。