むしろドイツに来てからの方が胃腸が強くなった気がするのですが、日本にいるころはもうそれはそれは胃腸が弱かったです。
小中高時代では利用者がいないトイレを分析し、常に腹痛が起きた際に行くトイレを3候補用意してリスクマネジメントに努めていました。専門学校や社会人になってからは、腹痛による途中下車の頻度が増えたため、さまざまな駅にあるトイレの綺麗さ、利用率などをインプットしていました。
まぁ昔の話はこれくらいにして何をいいたいのかというと、
日本っていろんな場所で利用できるトイレあって凄いよね
しかも日本はトイレ無料で借りれるんだぜ?
ということです。
日本では外出時に腹痛が発生しても、はっきりいってイージーゲームです。約束された勝利がそこにあります。
ベルリンのトイレ事情
日本での腹痛がイージーゲームだと感じたのは、ベルリンに来てからです。ベルリンではコンビニもないですし、似たようなキオスクがありますが、キオスクでは基本トイレ貸し出しをしておりません。また90%以上の駅には利用可能なトイレはありません。
まずベルリンではトイレに行けるタイミングで、絶対にトイレに行っておくことをおすすめします。外出前にはとりあえずトイレに行っておくくらいの感覚ですね。
ベルリンでトイレを使いたくなったときの3つの選択肢
先に結論から申し上げますと、ベルリンでトイレを使いたくなったときには以下の3つの選択肢があります。
- デパートなど大型ショッピングモールに行く。要小銭
- 公衆トイレで0.5ユーロ払って使う
- カフェやレストランでトイレを借りる。大体0.5ユーロで借りれます
では1つずつ解説してきましょう。
1.デパートなど大型ショッピングモールに行く。要小銭
ベルリンではスーパーにもキオスクでも、大体はトイレを貸し出ししておりませんが、さすがにデパートや大型ショッピングモールにはトイレがあります。
しかし日本のように無料でトイレを借りることはできません。大体清掃のスタッフさんがトイレ前にいるので、20〜50セントくらいを適当に支払って利用することになります。
混んでいるときは出るときに料金を払う方が、二重払いを督促されるリスクが減っていいかもですね。
2.公衆トイレで0.5ユーロ払って使う
数はあまり多くないですが、大きい公園や駅前、川沿いなどなどに、上の写真のような公衆トイレがあります。
こういったトイレももちろん無料ではなく有料です。0.5ユーロ(50セント)入れると、ドアが開いて利用できるようなタイプがほとんどです。私もベルリンで一度利用したことがありますが、有料だからでしょうか公衆トイレでもす中々にキレイでした。
あくまでトイレの作りにもよるのでしょうが、1つ大いなる注意点として、終わったあとのハンドソープと水道が1回しか起動しないものがあります。
私はいつも「水で手を濡らす」⇒「ハンドソープを手に浸透させる」⇒「水で洗い流す」というルーチンで手を洗っています。これはおそらく2歳くらいからのルーチンで、33年間くらいこうやって手を洗っています。
しかし前に私が利用した有料トイレでは、ハンドソープと水道それぞれ1回ずつしか起動しなかったので、「水で手を濡らす」⇒「ハンドソープを手に浸透させる」で、いつものルーチンが途中で終了してしまったのです。
3.カフェやレストランでトイレを借りる。大体0.5ユーロで借りれます
高級レストランになるとさすがにわかりませんが、大体の大衆的なカフェやレストランであれば、0.5ユーロ(50セント)でトイレを借りれます。
カフェやレストランに入って「Can I use the restroom?」とか聞けば、「50セントやでー」的なことを教えてくれます。住宅街とかで腹痛を起こしたとき以外は、この方法で解決可能です。
現在2年間のベルリン滞在中に、3回ほどこの方法でトイレを借りています。しかし大体は外出中にトイレに行きたくなったら、カフェでトイレだけ借りることはあまりなく、カフェに入って大体コーヒー一杯頼んでトイレに行く。というパターンの方が多いですかね。
またよく行く顔なじみのお店だと、50セントも不要で無料で貸してくれることがあったりします。
ベルリンではトイレだけ借りる場合は有料なので、そこは日本と違うところでっす!